
日本人なら一度は行きたい「伊勢神宮」
総氏神 天照大御神を祭っている「神宮」
2000年という長い歴史はまさに「ザ・日本」といっても過言ではありません。
20年に一度お社を建て替える 式年遷宮でも話題となり、「お伊勢参り」に行ってみたい!という人も多いでしょう(何を隠そう私もその一人)
いろいろ 調べてみたけれど、いまいち ピン!とくるものがなく、こうなりゃ自分でプランを考えようと思い立ちました。
題して
「お伊勢参り 2泊3日の旅~ゆっくりのんびり 伊勢神宮を堪能しよう~」です。
では詳しくプランの説明をいたします♪
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目次
お伊勢参り 2泊3日の旅~ゆっくり のんびり 伊勢神宮を堪能しよう~
1日目 伊勢へ行く
伊勢までのアクセス
自 宅
↓
(各交通機関を使ってたどり着きましょう)
近鉄名古屋駅またはJR名古屋駅 大阪難波駅
↓ ↓
近鉄(1時間20分) 近鉄(1時間50分)
JR(1時間40分)
伊 勢 市 駅(近鉄・JR) 宇治山田駅(近鉄)
伊勢市駅から 伊勢神宮 外宮 までは徒歩5分ですが、ここではまだ行きません。
1日目は 猿田彦神社 へお参りします。
☆「みちひらきの神」猿田彦神社に行こう!

出典:http://guide.travel.co.jp/article/2507/
猿田彦神社とは…天孫降臨を啓行(みちひらき)された猿田彦大神は、高千穂に瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)を御案内した後、天宇受賣命(あめのうずめのみこと)と御一緒に本拠地である「伊勢の狭長田(さながた)五十鈴の川上」の地に戻り、この地を始め全国の開拓にあたられました。
わかりやすく言うと、一番最初に日本という国のみちをひらいた神様 なんですね。
その功績から、物事の始まりの際には道標となってくれる神様として、猿田彦大神は信仰されてきました。
だから、お伊勢参りへ行く前に参拝すると、道のりの安全を守ってくれるとも言われています。
猿田彦神社は 外宮 と 内宮の中間ほどに位置しています。(下図1 参照)
アクセス
駅から徒歩ではちょっと遠いので、公共の交通機関・タクシー・レンタカー・レンタサイクルを利用します。
バスは 三重交通「猿田彦神社前」で下車。

らくらく伊勢詣でより
<追記>近鉄の「伊勢神宮参拝きっぷ」を購入すると、伊勢志摩までの往復近鉄特急と現地の近鉄電車、伊勢エリアのバスが乗り放題です!前売り券のみとなります。3日間有効なのでこれを利用すればかなりお得になりますよ♪
詳しくは 近畿日本鉄道HP「伊勢神宮参拝きっぷ」のページをご覧ください。
猿田彦神社についてもっと知りたい方は 猿田彦神社公式HP をご覧ください。
ホテルへチェックイン
1日目は伊勢につくまでが長距離移動なので、欲張らずにホテルへチェックイン。
この行程だと、海沿いの鳥羽方面のホテルにも余裕をもって行けますよ♪
2日目 いよいよお伊勢参り!
2日目は 1日かけて 外宮 ⇒ おかげ横丁 ⇒ 内宮 とめぐってみましょう♪
1)外宮(豊受大神宮) げくう (とようけだいじんぐう)

出典:http://photokiti.exblog.jp/23282492
伊勢市の中心部、高倉山を背にして鎮まります豊受大神宮は、豊受大御神をお祀りしています。豊受大御神は内宮の天照大御神のお食事を司る御饌都神であり、衣食住、産業の守り神としても崇敬されています。
鳥居をくぐり、玉砂利を踏みしめてやさしい木漏れ日のさす参道を歩くと清々しい気持ちに満ちあふれます。引用:伊勢神宮公式HPより
外宮参拝順序

出典:http://etsukoyuuki.sakura.ne.jp/sblo_files/e-blog/image/gekuu.jpg
<30分コース>
<60分コース> おすすめ!
①表参道火除橋⇒②清盛楠⇒③手水舎⇒④せんぐう館⇒⑤まがたま池⇒⑥外宮神楽殿⇒⑦四至神(みやのめぐりのかみ)⇒⑧五丈殿・九丈殿⇒⑨古殿地⇒⑩正宮 豊受大神宮⇒⑪三ツ石⇒⑫別宮 多賀宮(たかのみや)⇒⑬別宮 土宮(つちのみや)⇒⑭下御井神社(しものみいのじんじゃ)⇒⑮別宮 風宮(かぜのみや)⇒⑯御厩(みうまや)⇒⑰度会国見神社(わたらいくにみじんじゃ)⇒⑱北御門
近所でもない限りそう何度も訪れないと思うので(特に遠方の方)、せっかくならば じっくり参拝してみましょう。
※靴は歩きやすいものにしましょう。
2)お昼休憩もかねて おかげ横丁へ
外宮から内宮へは シャトルバスが出ています。
そのまま 内宮を参拝するのもいいんですが、そろそろお腹がすいてくる時間。
参拝前に、腹ごしらえもかねて 内宮参道にある「おかげ横丁」によってみましょう。
おかげ横丁って?
おかげ横丁は、第61回神宮式年遷宮の年、1993年(平成5年)7月16日に、
伊勢神宮内宮門前町「おはらい町」の中ほどで、
お伊勢さんの「おかげ」という感謝の気持を持って開業しました。おかげ横丁はいわゆるテーマパークではないので、入場料といったものはありません。約4000坪の敷地内には、江戸から明治期にかけての伊勢路の代表的な建築物が移築・再現され、この地方の魅力が凝縮されており、三重の老舗の味、名産品、歴史、風習、人情まで、一度に体感していただけます。
町並みの特徴は、伊勢人が“神様のお住まいと同じ平入りでは恐れ多い”と妻の部分に玄関を設けた「妻入り」と、雨風の強い伊勢ならではの外壁の仕上げ「きざみ囲い」などが主です。建築材料は、トガ(栂)材を使用しています。
所在地: 三重県伊勢市宇治中之切町52番地( 店舗によっては地名や番地が多少異なる)
敷地面積: 約4,000坪
運営管理: 有限会社 伊勢福(平成4年9月28日設立)
代表者: 橋川史宏
総事業費: 140億円
営業時間: 年中無休
3月~7月・10月は、9時30分~17時30分(4~7月の土・日・祝は~18時)
8・9月は、9時30分~18時
11月~2月は、9時30分~17時(2月の土・日・祝は~17時30分)※一部の飲食店は夜間営業あり。お盆、お正月などの繁忙期は特別設定。入場料: 無料 ※おかげ座のみ 大人300円 、小人(小学生)100円
店舗数: 54店舗
施設構成: 28棟(飲食14店舗 物販34店舗 美術館・資料館・他6館)引用:おかげ横丁公式HPより
3)いよいよ内宮参拝へ
おかげ横丁がある おはらいまち通りを過ぎると、いよいよ 天照大御神が祭られている内宮につきます。
およそ2000年前、垂仁天皇の御代から五十鈴川のほとりに鎮まります皇大神宮は皇室の御祖先であり、我々国民から総氏神のように崇められる天照大御神をお祀りしています。
内宮の入口である宇治橋をわたり、玉砂利を敷き詰めた長い参道を進むとそこは神域。「心のふるさと」と称される日本の原風景が広がります。
内宮参拝順序
出典:http://www.toretabi.jp/travel/ise_izumo/images/map2.jpg
<60分コース>
<90分コース>おすすめ!
①宇治橋⇒②神苑⇒③手水舎・御手洗場(てみずしゃ・みたらし)⇒④瀧祭神(たきまつりのかみ)⇒⑤内宮神楽殿⇒⑥忌火屋殿(いみびやでん)・祓所(はらえど)⇒⑦御贄調舎(みにえちょうしゃ)⇒⑧正宮 皇大神宮(こうたいじんぐう)⇒⑨御稲御倉(みしねのみくら)⇒⑩外幣殿(げへいでん)⇒⑪別宮 荒祭宮(あらまつりのみや)⇒⑫御酒殿(みさかどの)・由貴御倉(ゆきみくら)⇒⑬四至神(みやのめぐりのかみ)⇒⑭別宮 風日祈宮(かざひのひのみや)⇒⑮御厩(みうまや)⇒⑯参集殿⇒⑰大山祇神社(おおやまつみじんじゃ)・子安神社(こやすじんじゃ)⇒宇治橋
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参拝の作法とマナー
参拝する前に きちんと作法を覚えておきましょう。
手水(てみず)の作法
手水では手を洗い、口をすすぎます。手や口を洗い清めることは禊を簡略化した儀式です。
身も心も清め、清々しい気持ちでお参りください。
1.右手で柄杓を持ってたっぷりと水をくみ、左手を清めます。
2.柄杓を左手に持ち替えて、右手を清めます。
3.再び柄杓を右手で持ち、左手で水を受け、口を漱ぎます。※柄杓は直接口につけない
4.改めて左手を清めます。
5.残った水で柄杓の柄を洗い清め、元に戻します。
参拝の作法(二拝 二拍手 一拝)
深いお辞儀を「拝」といい、手を打ち鳴らすことを「拍手」といいます。拝も拍手も古来から行われる敬礼作法です。御神前では「感謝の心」、「おかげさまの心」を捧げてお参りください。
1.神前に進み姿勢を正します
2.背中を平らにし、腰を90度に折り、2回深いお辞儀をします
3.胸の高さで両手を合わせ、右指先を少し下にずらします。
4.肩幅程度に両手を開き、2回拍手を打ちます
5.ずらした指先を元に戻し、最後にもう1回深いお辞儀をします。
注意事項
- 外宮は左側通行、内宮は右側通行となります。
- 神域内は禁煙です。タバコは喫煙所でお願いします。
- 神域内では飲食をご遠慮ください。水分の補給は休憩所でお願いします。
- ペットを連れてのお参りはできません。ペットをお連れの方は入口の衛士見張所へお預けください。
神社は神聖なる場所です。マナーを守って 静かに参拝しましょう。
時間と体力に余裕があれば、外宮別宮の月夜見宮(つきよみのみや)や内宮別宮の倭姫宮(やまとひめの宮)まで足を運んでみてもいいですね。
月夜見宮は外宮北御門から西へ伸びる「神路通り」の先にあり。樹齢数百年の楠を始め、たくさんの木々に囲まれた神域は、市街地と思えない静かで穏やかな佇まいです。
- 御鎮座地
- 伊勢市宮後1-3-19
- アクセス
- 近鉄伊勢市駅、JR伊勢市駅より徒歩10分
倭姫宮は、内宮と外宮を結ぶ御幸道路の中ほどの倉田山に鎮座し、倭姫命をお祀りしています。緑のあざやかな倉田山の西側には、神宮徴古館・農業館、美術館、神宮文庫等があり、この辺りを「倭姫文化の森」といいます。
- 御鎮座地
- 伊勢市楠部町5
- アクセス
- 近鉄五十鈴川駅より徒歩7分
帰りにもう一度 おかげ横丁 でお土産を買ってもよいですね♪
このくらいの日程にしておけば、のんびりゆっくり休みながら 伊勢神宮を思う存分堪能できると思います。
3日目 帰路に就く
3日目はあえて 観光プランをたてません。
早朝からもう一度内宮へいってもよし、伊勢市内を観光してもよし、その時の自分の状態にあわせて行動するとよいでしょう。
あまりきつきつに観光プランをたてていると それを消化するのに忙しく、 なんだか落ち着かない旅行になってしまいます。
最終日は 無事に帰宅するのがメインです。
ゆっくり時間にあせることなく 伊勢の景色を眺めながら 帰路につきましょう。
まとめ
いかがでしたか?
旅行にいくとついつい あそこも ここも と欲張って予定を組んでしまい、結局疲れ果てて何しに行ったかわからない…となってしまうことがしばしば。
今回は あえて 伊勢神宮に絞って 旅行プランを立ててみました。
参考になればうれしいです♪
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参考サイト