
NHKドラマ 「みをつくし料理帖」 感想

ⒸNHK
先週の土曜日から始まった NHK土曜時代ドラマ「みをつくし料理帖」
第1回を見逃してしまい、しまったぁ!! と思っておりました。
第2回を見まして、「黒木華がぴったり!他のキャストもなんていいんだ!」と改めてそのキャスティングにほれぼれしてしまいました。
しかも!毎回 エンディングでその回のメインの料理のレシピが流れるんです♪
これは 録画必須!!
大まかなあらすじと原作、登場人物などをまとめてみました。
※来週の放送はお休みで、第3回は6月3日 6時5分 からです。
その前におさらいしておくと、スムーズにドラマを見れますよ~♪
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目次
あらすじ
享和2年(1802年)の水害で両親を亡くし天涯孤独の身となった少女、澪(黒木華)は、大坂随一の名店と謳われる料理屋「天満一兆庵」の女将、芳(安田成美)に助けられ奉公人として勤め始める。やがて天性の味覚を主人の嘉兵衛(国広富之)に見込まれた澪は、厳しい修業に耐え、着実に腕を磨いていくが、隣家からの延焼で店は焼失してしまう。江戸店を任せていた息子の佐兵衛(柳下大)を頼って江戸へ出た3人を待ち受けていたのは、佐兵衛が吉原通いで散財し店を潰し、行方をくらませているという報せだった。
度重なる心労により、嘉兵衛は「天満一兆庵」の再興を澪と芳に託して亡くなってしまう。店の再興と佐兵衛の行方探しを胸に、慣れぬ土地で芳と暮らしながら働き始めた澪は、「祟る」と噂され荒れ果てた小さな稲荷を1人で整えた姿を見込まれ、蕎麦屋「つる家」の主人・種市(小日向文世)に店で働かないかと誘われる。
上方との味の違いから、当初は澪の作る料理は評判が良くなかったが、様々な人の助けを得て様々な新しい料理を考案し、愛し合った小松原との別れや、料理人仲間である又次の死などの悲しみを乗り越えながら、「つる家」を江戸で評判の店へと成長させていく。
そんな中、澪は、吉原で幻の花魁と呼ばれているあさひ太夫(成海璃子)が、水害で行方不明になった幼なじみ、野江であることを知る。いつしか澪は、自分の料理で評判を取り、その売り上げであさひ太夫を身請けするという、とてつもない夢を抱くようになる。そして、その夢の実現のため、「つる家」を辞めて新しい道に進むことになった。
「つる家」を離れた澪は、あさひ太夫の客である摂津屋らの力を借り、あさひ太夫を吉原から取り戻すことに成功する。澪は、野江に戻ったあさひ太夫と、長年澪に恋心を寄せ、見守ってくれていた医師の源斉とともに故郷である大坂へ戻り、新しい人生を切り開くこととなった。 ウィキペディアより
原作
原作は 高田郁の「みをつくし料理帖」 全10巻の人気シリーズ時代小説です。
八朔の雪 が第1巻となります。
全巻セットもありました。う~ん ちょっと欲しい!!
主要キャスト
主演 澪(黒木華)大坂生まれの女料理人。享和2年の水害で両親を亡くした後、料理屋「天満一兆庵」の女将・芳に助けられ、奉公することになった。ある時、店の料理の味が変わったのは井戸水の味が変わったからだということをただ一人見抜き、店主の嘉平衛から女料理人に抜擢される。以来、料理の厳しい修業を積みながら、波乱に満ちた人生を歩んでいく。江戸に下ってからは種市が営む「つる家」で腕をふるう。

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小松原(森山未来):澪が料理人をつとめる「つる家」の常連客の武士。澪の料理に対して常に本質をついた批評をし、味のみならず、澪の料理人としての生き方にも道筋を与えていく。その厳しくも深い愛情に、澪は次第に惹かれていく。普段は浪人風情だが、その正体は謎に包まれている。
永田源斉(ながたげんさい)永山絢斗(ながやまけんと):父は御典医だが、自身は町医者として市井に生きている。化け物稲荷で一心に祈る澪の姿を見て以来、澪をはじめ、長屋やつる家の人々と深く関わるようになる。医者の立場から、澪の料理に的確な助言を与え、励ましていくうちに、澪に対して一途な思いを抱くようになる。
芳(よし)安田成美(やすだなるみ):大坂の料理屋「天満一兆庵」の元女将。水害で路頭に迷っていた澪を助けて以来、母親以上の愛情で澪を育てた。被災地をさまよう澪に食べさせたお粥の味が、澪の料理の味の原点となった。江戸では澪と二人で長屋暮らしだが、澪からは“ご寮さん”と呼ばれている。行方不明の佐兵衛を探し、天満一兆庵の江戸出店を再開させたいと願っている。
種市(たねいち)小日向文世(こひなたふみよ)澪がつとめる料理屋「つる家」の主人。元はそば屋だったが、荒れ果てた化け物稲荷を一生懸命に掃除している澪の姿が、17歳で亡くなった娘と重なり、澪をつる家の料理人として迎え入れる。江戸の味付けに慣れない澪を長い目で暖かく見守り、応援している。
その他 国広富之さん、麻生祐美さん、大倉孝二さんなど演技派の役者が勢揃い。見ていて実に気持ちいいドラマです。
料理がメインとなるので、主演の黒木さん、料理はすべて吹き替えなし、ご本人が演じていらっしゃるということ。
とても丁寧な手さばきでした。
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第1話 「はてな飯」 レシピ
ドラマ第1話の料理は カツオの角煮の混ぜご飯「はてな飯」でした。
※なぜに「はてな飯」なのかは…こちらのドラマレビューをご覧ください♪⇒江戸っ子らしい、ひねりある表現が満載!黒木華主演「みをつくし料理帖」第1話レビュー

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澪の献立帖
~第1回「はてなの飯」料理レシピ~2017年5月15日動画掲載
【材料】
- 鰹…300g
- 生姜…30g
- 炊きたてのご飯…米2カップ
- もみ海苔…適宜
- あさつき…適宜(小口切り)
- 醤油…大さじ3
- みりん…大さじ3
- 酒…大さじ2
- 砂糖…大さじ1
- 追いみりん…大さじ1
【手順】
- 1.5センチ角の角切りにした鰹をざるに入れて塩をふる。それをざるごと熱湯に入れて、全体が白くなるまで霜ふりにする。(くさみが抜けて冷めてもおいしいため)。
- 鰹を鍋にうつして、醤油・みりん・酒・砂糖を加える。さらに3センチの長さに千切りにした生姜を加えてから落とし蓋をして鍋を火にかける。少し汁気が残るまで煮付ける。(中火で7~8分をめやすに)。
- 落とし蓋をとって追いみりんをまわしかける。「鰹のしぐれ煮」の完成となる。
- 炊きあがったご飯を飯台などにうつして、鰹のしぐれ煮を鍋から煮汁ごと加える。よく混ぜる。
- 器に盛りつけしたら、もみ海苔とあさつき(小口切り)を散らす。引用:公式HPより
公式HPではエンディングのレシピ動画も見れますよ♪
第2話 「とろとろ茶碗蒸し」 レシピ
第2話では、1話で小松原に「基本がなってない」と言われた澪が、料理の基本は出汁だ!と気づき、江戸前のかつおだしと上方(関西)の昆布だしをあわせた「合わせ出汁」を考えます。
そして、そのできた「合わせ出汁」で作った料理が「とろとろ茶碗蒸し」でした。

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この茶碗蒸し。実においしそうです!
レシピはそんなに難しくはないのですが、ちゃんと丁寧に出汁をとり、卵液をこし、2段かいに分けて蒸したり…とひと手間かけてありました。おうちでゆっくり時間のある時に 作ってみたい一品です。
澪の献立帖
~第2回「とろとろ茶碗蒸し」料理レシピ~2017年5月20日掲載
【材料】
(4人分)
- 卵…3個
- だし…540㏄
- 車えび…4尾
- ゆり根…20g
- ぎんなん…8個
- うすくちしょうゆ…小さじ1
- 塩…小さじ1
- みりん…小さじ1強
- 柚子…適宜
【手順】
- 昆布と鰹節の合わせだしを冷ましておく。
- 卵をよくかき混ぜる。(かき混ぜかたが足りないと固まりにくい)。
- 卵にだしを加える。さらにうすくちしょうゆ、塩、みりんを加えて味を調える。それを目の細かいざるで濾(こ)す。
- 器(この場合は四つ)の七分目まで(3)を注ぐ。蒸し器(セイロ)で1分強火・7分中弱火で蒸す。表面に竹串など刺して、滲み出てくる汁が濁っておらず透明である、もしくは汁が出てこなければ一段目は完成となる。(具が表面に顔を出し目に鮮やかとなるよう、二段蒸しにする)。
- 具となるゆり根・ぎんなん・車えびを下ごしらえする。ゆり根はひとかけらずつにわけ、塩少々で透明感が出るまで茹でる。えびは、頭と背わたをとり、ヒタヒタの水に塩と酒少々で茹でてから、殻をむき、尾を切り落としておく。ぎんなんは殻をとり、塩少々で茹で、薄皮をむき、半分に切る。
- 器に、ゆり根・ぎんなん・えびを飾り、再び(3)を注いで再度5分間蒸す。
- 二段目も蒸し上がったら、包丁で皮をそぎながら柚子を飾る。 引用:公式HPより
動画は 公式HPをご覧ください。
再放送もやってます♪
見逃した~!初めから見たい! という方は NHKのオンデマンド(有料)でも第1話から見れます。
再放送は 翌週の月曜深夜 1時45分~から放送。
第2話の再放送の日程
【再放送】総合:2017年5月23日(火)午前1時45分(月曜深夜)
第三話「三つ葉尽くし」は総合:2017年6月3日(土)午後6時5分
※5月27日(土)は放送休止です。
【再放送】総合:2017年6月6日(火)午前1時45分(月曜深夜)
となっています。お忘れなき用♪
毎週楽しみなドラマが増えました♪ 料理好きにはたまりません☆
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