
山崎賢人主演 グッド・ドクター 第1話感想

Ⓒフジテレビ
2018年夏ドラマはじまりましたねぇ。
とりあえず 月)絶対零度 火)義母と娘のブルース 水)高嶺の花 木)グッド・ドクター を見て、一番面白かったのが グッド・ドクター でありました。
アメリカ版のドラマをwowowでちらっとみて(これが元かぁ)って思ってたら、韓国での放送が最初だったみたいですね?
2013年に放送されていたそうです↓↓↓
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あ、ちなみにどっちもちゃんと見てはいませんww
海外ドラマってあんまり好きじゃないんだよなぁ。映画はいいんだけど、字幕でドラマってなんか違和感あって。
で、まぁ 自閉症の小児科医の話?くらいの知識で第1話を見たんですが…
予想以上に面白かった!!
自閉症スペクトラム障害だが、驚異的な記憶力をもつサヴァン症候群の主人公に山崎賢人くん。
サヴァン症候群っていえば、中居くんのATARUを思い出した。
コミュニケーションはとりにくいけど、他を圧倒する知識と技術があれば小児外科医にはなれそうだ。
まぁ お医者さんはそれだけじゃないからいろいろ大変だけど。
でもこのドラマ、主役の山崎賢人くんの演技次第でかなり出来不出来が分かれることになる。と最初5分で思った。
自閉症の役柄がわざとらしく見えちゃうと、もう全部パーになる。
そんな心配をしながら、見たんだけど…いや、かなり自然な演技!
よく勉強したんだろうなぁ。と思いました。
すんなりとドラマの世界観に弾きこまれていって、もうラストはお決まりですよ。だって小児科が舞台だもん。
絶対泣くってww
子供の病気なんて、もうそれだけでつらいのに、お母さんの気持ちやちっちゃいながらに頑張る子供たちの様子やら入ってくるでしょ?
コウノドリと一緒。いや、子供が大きいぶんお話もできるので、余計グッとくる。
予想通り、第1話から大泣きさせられました(笑)
ここから先はネタバレです。
お付き合いしていただくと、うれしいです。
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あらすじ
新堂湊(しんどうみなと)=山崎賢人 は先天性の自閉症スペクトラム障害。
人とのコミュニケーションがうまく取れない湊は同級生のイジメのかっこうの的になっていた。しかし湊の兄はいつもそばにいてかわいがってくれていた。兄は湊がすごく頭がいいことを知っていて、将来お医者さんになれる!と湊に言ってくれた。
ある日湊と兄は事故にあってしまう。その時に処置をしてくれた医師司賀明(柄本明)は湊が驚異的な暗記力をもつサヴァン症候群だとわかった。
結局兄はその事故で亡くなり、残された湊は兄がいった「医師」になりたいと強く思うように。司賀は湊の才能をみて、医師になるように進める。
そうして、月日は流れ、東大医学部を主席で卒業した湊は司賀が病院長を務める「東郷記念病院」の小児外科でレジデントとして働くことになった。
出勤初日、病院に行く途中で子供が巻き込まれた事故に遭遇した湊。
その状況をみて、先に処置をしようとしていた医師に「そうじゃない!」とわってはいる。
湊の的確な処置のおかげで一命を取り留めた少年と共に救急車で東郷記念病院へと向かうことになった。
病院では時間になっても現れない湊に対して、「自閉症のある医師になど小児外科がつとまるわけがない」と採用を否定する発言がでていた。
しかし病院長である司賀は「半年、期限をください。彼が医師として適切かどうか判断してください。もしそうでなかった場合は、私が責任をとってい院長を辞任します」とまで口にしていた。
そこへ 患者と共に病院についた湊が会議室へ現れる。しかし、バックを忘れたことを思い出すとあわててとりに行かなきゃといって会議室を早々にでていってしまう。
その様子をみていた医師たちは「やっぱり無理じゃないか?」と思っていた。
すると湊が事故現場で応急処置をしていた様子が動画として投稿され、話題となっていると報告がきた。
その処置の様子をみて、ネット上では賛辞が並んでいた。そこには「東郷記念病院の医師」という文面もでている。
確かに知識も技術もあることがわかり、試験的に採用が決定した。
小児外科に配属された湊が自閉症だとわかると、他の医師たちはおもむろに嫌な顔をした。
指導医を任されたのは瀬戸夏美(上野樹里)。
とりあえず、病院内を見せて回ろうとすると…パソコンをみてはなにかブツブツいっている湊。
怪訝に思いながらもつれていくと、湊はすでに看護師、患者、病院内の地図をすべて把握していた。
その知能に驚きつつも、ある男の子(将輝くん)の状態を見ていた瀬戸。
様子をみて、部屋を後にしようとしたとき、将輝くんが「僕いつ退院できるの?」と聞いていた。
実は病気が再発し、再び手術をしなければならなくなっていたが、そのことはまだ本人には伝えてなかったのだ。
それを聞いた湊は思わず「退院はできません。」と答えてしまう。
周りの状況や、微妙な空気など察することができない湊は聞かれたことに素直に答えただけだった。
しかし、いつ伝えようか・・・と悩んでいた母親の目の前でいきなり口にしたことで、母親の逆鱗にふれる湊。
「もう、あの先生は絶対にこの部屋にいれないでください!!」と言われてしまう。
その数日後、もうすぐ手術の日が押し迫っていたある日。
将輝くんの主治医・小児外科科長間宮先生(戸次重幸)がゴルフ接待の途中に、将輝くんがおなかが痛いと訴えてくる。
主任の高山先生(藤木直人)と瀬戸先生は別の手術中。
その現場を見た湊が救急を要する状態だと判断したものの、他の医師は主治医である間宮先生の指示でしか動こうとしない。
そうこうしているときに、将輝くんの容態が急変。
一刻も争う状態となってしまった。
そんな中でも母親は、湊の言うことは聞こうともせず、他の医師に頼るばかり。
「このままでは死んでしまう!!」
と湊は強引に将輝くんを手術室へと連れて行こうとした。
その様子を見ていた看護師の橋口(浜野謙太)は、冷静に将輝くんの状況を見て湊が言っていることが正しいと判断。
他の医師たちが止めようとするのを押し切り、湊と橋口は手術室へと向かう。
しかし、二人ではどうしようもなかった。
知識はあるが、手術経験などほとんどない湊。なにをどうしていいのかわからず慌てふためいていた。
するとそこへ手術中だった高山医師が現れ、「俺が手術をする!二人同時にだ!」と言う。
湊は「お前はここからでていけ!!」
と追い出されてしまう。
実は高山医師は湊を採用することには否定的で、とかく辛く当たっていたのだった。
高山医師のおかげで何とか一命を取り留めた将輝くん。
その夜、待合室で湊と会った母親は、湊に「先生のおかげで助かりました。ほんとうに、ひどいことをいってすみませんでした」と今までの言動を詫びる。そして、これからまたつらい抗がん剤治療が始まることを、将輝に伝えなくちゃならない。ほんとうにつらい。なんであの子が…と泣き崩れる。
そんな様子を見かけた瀬戸が母親に近づき、「本当のことをちゃんと話して、がんばりましょう。将輝くん、自分がどういう状態なのか知りたがっていますよ」と伝える。
病室にいくと、目を覚ました将輝くんがいた。
また病気が再発したこと。またあのつらい治療をしなくちゃならいないこと。学校には当分通えないこと。を伝えると、将輝くんは湊が持ってきたランドセルの中を見て欲しいという。
ランドセルの中には、「ママ お誕生日おめでとう」 と家族4人と大きなケーキが書いた絵が入っていた。
将輝くんは、お母さんの誕生日をみんなで家で祝いたかったんだ。と言う。
七夕の願い事にも書いていて、それを見ていた湊が昨日の夜こっそり一緒に書いていたものだった。
瀬戸は「人の気持ちがわからない」と思っていた湊が実は誰よりも将輝くんのことを見ていたのだ…と気づかされた。
キャスト・相関図
周りの配役がかなり好きな役者さんだらけ!
最初はなぜか必要以上に冷たくあたる高山先生役の藤木直人さん。
自分のことばかりな科長間宮先生役の戸次重幸さん。
湊のよき理解者になりそうな瀬戸先生役の上野樹里さん。
このドラマの癒しの存在になりそうな看護士橋口役の浜野健太さん。
絶対悪者にしか見えない副院長役の板尾創路さん。
この顔ぶれだけでもけっこう楽しめそうなドラマであります♪
全体的な感想
自閉症の医師?ってやっぱり最初は「大丈夫なんだろうか?」とみんな思うだろうし、多少偏見があるのも無理はないとは思うものの、同僚や上司のほとんどが「自閉症だから人の気持ちがわからない」とか「何もできない」って決めつけるようなセリフがあちこちにちりばめられていて、ちょっと違和感はありました。
まぁ今後の展開の布石でしかたないっちゃ仕方ないんだろうけど…医者なら自閉症スペクトラム人がどういう感じかってくらいは把握してるだろうし、実際自閉症の医師の人も現実にけっこういらっしゃるみたいなんですよね?
あまりにも露骨だったので、ちょっと「ん?」とは思ったなぁ。
でも 物語が進むにつれ、ちゃんとみんなが理解をしていく様子が描かれるのならば納得できそうな感じです。
「病気はかわいそうだけど、将輝くんはかわいそうじゃない」
「大丈夫です。僕は人と違います。慣れてます」
湊先生が発する言葉が心に染みたドラマでした。
最後に来週の予告♪
毎週録画決定です♪
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