映画 AI崩壊 感想※ネタバレあり

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2030年の近未来を描く 「AI崩壊」

©2019 映画「AI崩壊」製作委員会

 

久しぶりの映画感想です。

AI(人工知能)という言葉がここ数年ちまたに溢れるようになってきたこのタイミング。

折しも「2030年問題」となにかと話題になっているまさにその2030年が舞台の映画「AI崩壊」

つい先日 2030年の世界地図帳 あたらしい経済とSDGs、未来への展望 [ 落合 陽一 ] を読んだばっかりでした。

 

なかなかなタイミングで見た映画は、全くフィクションって感じがせず「あぁ無きにしも非ずだな。」と思わされました。

 

原作があるのかな?と思ってたんですが、完全オリジナル作品でした。

ということで、お話の内容を今回はがっつりまとめてみます。

登場人物・人物相関・キャストなどは 公式サイトをチェックしてくださいね。

公式のツイッターはこちらです

https://twitter.com/AI_houkai/status/1224829989494894592?s=20

ここから先はネタバレになります。お付き合いくださるとうれしいです♪

物語

2000年代初頭。東北のとある大学でAIプログラムの開発研究をしていた桐生浩介(大沢たかお)と桐生望(松嶋菜々子)はあるプログラムが人間の遺伝子にも使えないか?と考える。

開発を続けているさなか、望が病に冒されてしまう。

ほぼ完成していた医療AIを使えば、望の治療もできるはずだったが、なかなか認可がおりず望は帰らぬ人となった。

その後、桐生が開発した医療AI「のぞみ」が認可を受け、瞬く間に世界中に広まり、「第4のライフライン」となるほど社会のあらゆるシステムに組み込まれていた。

 

開発者の桐生は亡き妻の最後の言葉を胸に、第一線をしりぞき娘の心(田牧そら)としっかり向き合って子育てをするためシンガポールに移住していた。

のぞみのシステム管理や運営を行う「HOPE」の経営は義理の弟の西村悟(賀来賢人)に任せていた。

@2019 映画「AI崩壊」制作委員会

 

HOPEは新しいシステム基地を建設。

そのお披露目にあわせ開発者の桐生に総理大臣賞が贈られることになった。

日本へいくことを望んでいない桐生だったが、「一人でも日本に行きたい!ママがつくった「のぞみ」がある世界を見てみたい!」という心の気持ちをくみとり、妻が亡くなってから初めて日本へと帰国した。

 

基地へいく途中、昔とあまり変わらない風景をみた心が「な~んだ」とつぶやくと迎えにきたHOPEの社員がこう答える

「地方はあまりかわってません。AIの普及により仕事が減り都市部との格差が顕著になっているんです」

そんな話をしていると社屋が見えてきた。

そこには「AI反対!!」とシュプレヒコールを叫ぶ群衆がいた。

 

その様子を目の当たりにした桐生と心は複雑な心境になった。

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新しいシステムを見学する桐生と心。

「のぞみ」は完璧な防護システムで守られていた。

新社屋の披露会見が始まり、桐生が登壇すると報道カメラに紛れ込んでいた男たちが「AI反対!!」と飛び出してきた。

すかさず警備員に取り押さえられる。

警察庁のサイバー犯罪対策課 理事官桜庭誠(岩田剛典)らもその場に待機していた。桜庭と対面した桐生は(なぜここに警察がいるのか?)疑問に思ったが「警察庁もAIを開発していて、のぞみのデータを共有させて欲しいと打診があったんです」と悟が説明。

それを聞いて慌てる桐生に「ちゃんとお断りしています。のぞみは人々が幸せになるためのAIですから」と桐生たちの意思をかたくなに守っていることを告げた。

桐生はそのまま式典へと行くため車に乗り込んだ時、心が「お母さんの写真がない!」と言い出す。

とりあえず桐生だけが先に向かい、心と悟は写真を探すことに。

 

今や車もAIと連動していて、自動運転も普通になっていた。

すべてがシステム化され、渋滞もほとんどなくなっているにもかかわらず、なぜか今日に限ってひどい渋滞に巻き込まれる桐生。

何かがおかしい。

そう思っていた矢先に悟から「のぞみ」が暴走している!という知らせが。

 

何者かの手によって、システム障害を起こしたのぞみ。その影響は計り知れず、都市機能がほぼ麻痺状態になっていった。

のぞみのシステムにより命をつないでいる人(ペースメーカーを入れている人など)も数多くおり、総理大臣もその一人だった。

ペースメーカーの異常により、総理は心筋梗塞で亡くなってしまった。

 

警察庁サイバー犯罪対策課は警察庁で独自に開発したAI(百目)を起動させる。

のぞみにハッキングした犯人を探し出すためだった。

そして、百目が犯人と判断したのは…のぞみの開発者の桐生だった。

桐生のタブレットからのぞみのシステムが書き換えられていたのだ。

桐生はテロリストとして警察から追われることになる。

 

「テロリスト 桐生浩介」 を確保するために、ありとあらゆる端末の映像が百目によって映し出されていた。

路上の防犯カメラはもちろん、個人の車に搭載されているドライブレコーダー・スマホのカメラ・タブレット端末といった世の中で使われているすべてのカメラの映像が百目に届くのだ。

 

その様子を目の当たりにした 警視庁捜査一課の合田京一(三浦友和)は「個人情報なんてあったもんじゃなねぇ」と吐き捨てるようにつぶやく。

 

一方そのころ、千葉のHOPE本社内では、心が「のぞみ」のシステムがある部屋に閉じ込められていた。

24時間以内に救出しなければ、心の命が危ない。なぜならシステムから発生する熱を冷やすために気温は氷点下になってしまうのだ。

のぞみはそのシステムを書き換えられ、外部から止めることができなくなっていた。

メインの電源を落としても、非常用電源に自ら切り替え、エンジニアもなすすべがない。

そんな中、のぞみが人間の余命価値をあらゆるデータからはじき出し、「生きる資格」の合否をつけ始めた。

AIが人の仕分けを始めたのだ。「生きる価値がない」と判断された人々を死へ導く。

桐生と望が恐れていた「人の選別」を初めてしまったのぞみ。

「システムを新しく書き換えるしか方法がない。それをできるのは生みの親である桐生しかいない」

そう判断した悟は桐生となんとか連絡をつけようとしていた。

 

一方桐生は、すんでのところで警察の追っ手を交わし、必死で心の救出に向かっていた。

しかし数分で居場所がばれてしまう。(警察のAIか…)と気づいた桐生はある場所へいくことを決意する。

なるべくカメラに映らないように移動しながら、手に入れたパソコンで悟と連絡をとる。

時差はあれど、通信機器を使えば警察が居場所を特定することは桐生も悟も承知の上だった。

それでも心を助けるためには、警察に出頭していては時間が足りない。

なんとしても「のぞみ」の暴走をとめるため、その一心で桐生は走り続けた。

 

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