夜は短し、歩けよ乙女 読書感想文なり。

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想像以上に面白かった「夜は短し 歩けよ乙女」

 

 

やっと読み終えました!

星野源ちゃんが声優として主演しているアニメの原作 とだけしか知らなかったので、ほんとは映画を見て原作を読もうと思っていたのですが、先日何気にいった本屋さんでぱらぱらっとさわりを読んで、どうしても続きを読みたくなってしまい即買い。

とにかく 「なんだ?この世界観!?☆」

と度胆を抜かれる感じが たまらなく面白い。

すごく難しい漢字と口語かな交じり文のような文学的な文章。ものすごく高尚なことを言っているようで、実はたいしたことは言ってないというギャップ。

先輩 と 黒髪の乙女 の交互の目線で物語は進んでいきます。

文章が文章なので、 現代なのか?昭和初期なのか?はたまたもっと古いのか? となんだか頭がこんがらがっていくのですが、ちゃんと読むとその辺もきちんと理解できますので、安心してください(笑)

この本の内容、かなりファンタジーなので、好きな人にはたまらない世界ですが、ダメな人は全くダメという感じの本です。

私の場合は、もう、たまらない世界です(笑)

テンポよく場面展開があって、頭の中に次から次へと絵が浮かび、読んでて楽しくてしかたありませんでした♪

ココから先はちょっとだけネタバレします♪

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あらすじ

京都の大学に通う 先輩 は同じクラブの後輩の 黒髪の乙女 に思いを寄せていました。

そこで先輩が考え出したのが、

るべく

のじょの

に留まる

ナカメ作戦」を実行。

黒髪の乙女が出没する場所・場所に偶然を装い出会う という作戦。彼女に自分のことを知ってほしいがための外堀を埋める作戦なのですが、好奇心旺盛でいろんなことに興味津々の 黒髪の乙女 は神出鬼没。

そこには 一癖も二癖もある人々が集い、先輩はそれでもなんとか 偶然を装って彼女にあうべく奮闘します。

 

とにかく 黒髪の乙女 の行動がなによりかわいいんです!!

人を疑うことを知らない彼女は いろんな人の話を素直に聞いては、「大変ですねぇ」と100%信じ、都合のいいように解釈してしまう。周りから見ると、危なっかしい感じだけど、本人はいたって普通。

そんな彼女はいわゆる天然キャラ。行く先々で、先輩が必至に追いかけまわしていることもしらず、好奇心の赴くままに歩いていく。

普通の人なら「こんなにいろんなところで会うのは、偶然じゃないかも?」と思うところが、彼女はまったくいつも「奇遇ですねぇ。またお会いしましたね」と常に偶然の出会い としかとらえてない。

あぁ先輩の募る恋心はいつか届くのか?

 

というお話であります。

とにかく「そんなことあるかい!」と突っ込みどころが満載です。

偽電気ブランという変なお酒や、自称天狗、古本市の神様、だるまにリンゴ、錦鯉、パンツ総番長など現実なのか?夢なのか?その境目がわからなくなるようなお話が次から次へと場面展開しながら続いていきます。

それでも 黒髪の乙女は いつも変わらず、自分をしっかりと持っていて、何事にも動じません。

先輩はなかなか会えそうで会えない彼女(同じ場所にいるのに微妙にすれ違っている)を必死で探しながら、要所要所ではちゃんとあえて、彼女に印象を植え付けていくんですね。

そんな先輩と黒髪の乙女の恋の行方が 秀逸に描かれていて、最後は すごくいい感じ♪で終わります。

俄然あの世界観をどう映像化してあるのか?すごく映画を見るのが楽しみになりました♪

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映画「夜は短し 歩けよ乙女」

映画の予告です

4月に公開されましたが、まだ上映中の地域もあれば、これから上映される地域もあります。

詳しくは 公式HPの「上映劇場情報」をご覧ください。

 

作者について

森見登美彦(もりみとみひこ)

2003年、在学中に執筆した『太陽の塔』で第15回日本ファンタジーノベル大賞を受賞し、小説家デビューする。2006年『夜は短し歩けよ乙女』で山本周五郎賞、本屋大賞(2位)などを受賞し注目を集め、国立国会図書館職員との兼業作家として執筆活動を続けていた。現在は退職し、専業作家である。wikipediaより

 

作品

デビュー作 太陽の塔

 

 

アニメ化もされた 四畳半神話体系

 

 

 

 

舞台化された 有頂天家族

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして最新刊 夜行

 

 

SF・ファンタジー部門では名の知れた人気作家さんだったんですね。

昔は 新井素子さんとか読んでたけど、最近はさっぱり読んでなかったので、ひさびさファンタジー小説読んで「やっぱり面白いなぁ」と実感しました。

 

これは 一つ 読破してみようかな?

とりあえず、いろんな書評をみてておすすめしてあった、四畳半神話大系 (角川文庫) [ 森見登美彦 ]を読んでみようと思います♪

楽しみ☆楽しみ☆

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