TEAM NACS 第16回公演 PARAMUSHIR 感想

このエントリーをはてなブックマークに追加
Pocket

PARAMUSHIR~パラムシル~ 感想

TEAMNACS 第16回公演 PARAMUSHIR ~信じ続けた士魂の旗を掲げて~

3月11日 という日本人にとって忘れられない日に、この舞台を見た。

これは 遠く北海道で、日本のために最後に戦った名もなき兵士たちの物語。

PARAMUSHIR という表題を最初に見たとき、「これ何て読むんだろう?」と思ったくらいで、島の名前ということすら知らなかった。

まだ上演があるので詳細はかけないんですが、この舞台はやっぱり 今のチームナックスの5人だからこそできた舞台だと思いました。

では あらすじ(ネタバレはしていません)と感想、そしてこの舞台の原案となった シュムシュ島(占守島)の戦いについても調べてみました。

ぜひ読んでいただければ幸いです。

スポンサードリンク

あらすじ と感想

日本が終戦した8月15日を過ぎ、故郷に帰れると思っていた矢先に大群で襲い掛かってきたソ連軍をここで食い止めなければ、侵略されてしまう。。。

自分たちが家族を、北海道を、そして日本を守るために彼らはわずか数百人でたちむかった。

 

それが 日本の内地での最後の戦場となった 占守島(シュムシュ島)の戦い。

その隣に軍の本部が置かれていたのが幌筵島(パラムシル島)である。

※地図で赤で囲ってある2島

その名もなき兵士たちを描いたのが 今回の舞台だった。

まだ70年ほど前の近代日本の話。

まったくといっていいほど、この事実は歴史からおいていかれ、ほとんどの日本人が知らないといっても過言ではないだろう。

 

彼らは 何のために生き、何のために死んだのか。

けっして今の自分たちに関係ないことではなく、すべてがつながっているような気がした。

終戦の事実を受け入れがたい思いと、やっと戦争が終わった安堵感、家族のもとに帰れるといううれしさの中、突然戦争に引き戻された人たち。

(どうして自分たちだけが?)

(戦争はおわったんじゃないか?)

いろんな思いが入り混じる中、それでも ここで自分たちがやらねば!!と奮起して戦いに向かっていき、そこで命を落とした人々。

 

切なさと苦しさが押し寄せてきて、涙があふれ出てきた。

でも苦しいだけじゃなく、いつもの楽しいチームナックスの舞台同様、5人の掛け合い漫才のような場面もすごくうまく取り入れられていて、エンターテイメントとしてすばらしい作品でした。

 

そして自分がこうして今幸せに暮らしているのは、あの時代に必死に戦った人たちの思いが、今の未来を作ってきたんだと思うと、自分には関係ない話とは思えなかった。

きっとどこかで彼らの子孫が生きていて、その人たちが作ったものを私が使っていたり食べたりしている可能性だってあるんだ。

すべての事は 少しずつ何かでどこかでつながっているんだ。

とそんなことを思った舞台でした。

 

占守島の戦い

今回初めてしった、占守島の戦いについて少し調べてみました。

Photo by VIOLA travel s.r.o.

占守島にはいまだこうして朽ち果てた戦車が当時のまま残っているそうです。

その島を訪れて撮影した映像というのがありました。

それがこちら。

そして パラムシル島の今

この映像は 北海道新聞が撮影し動画をアップしたものです。

 

そして、占守島の戦いについて詳しく書いてあった記事がありました。

1945年、占守島…日本を分断から救った男たち

 

関連書籍

 

 

 

 

 

 

 

 

これを機に手に取ってみたいと思います。

 スポンサードリンク

 

このエントリーをはてなブックマークに追加
Pocket

SNSでもご購読できます。