新海誠監督作品 「言の葉の庭」 を見て

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新海誠監督作品 「言の葉の庭」 を見ました

 

 

映画「君の名は」(詳しくはこちら)が大ヒットした 新海誠監督の「言の葉の庭」をwowowでやってたので、早速みました♪

冒頭の 湖の映像↓↓があまりにも綺麗で「これアニメだよね?」と疑ってしまったほど(冗談でなく本気で)

出典 Comix  Wave Films

ほんとに 綺麗でしょ?

予告編があったので 載せておきますね。

 

いやぁ、君の名は もすごく背景描写が綺麗だったけど、「言の葉の庭」の雨の描写はほんとに綺麗だった。

1時間という短めの作品ですが、すごくまとまっていてこれは見てよかった と思いました。

主人公は靴職人をめざす高校生。雨の日にだけ出会う 名も知らぬ不思議な女性との物語。

淡々と でも 2人の気持ちがひしひしと伝わってくる展開で、思わず涙してしまいそうになる場面も。

いやぁ、なんていうか この直接的でない表現の仕方が 非情に私好みであります。

そして やっぱり 絵が綺麗。

目に優しい。音楽と絵だけでも すごく癒される感じでした。

ではここからは 詳しいお話をまとめていきます。ネタバレになりますのでご了承ください。

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あらすじ

高校生のタカオは 靴職人にあこがれている高校1年生。家を留守にしがちな母親の代わりに、家事をこなし、自分で弁当をつくり、専門学校へ行くためにバイトに明け暮れる日々。

時間があれば靴のデザインや見よう見まねで靴を作ることが唯一の楽しみという、ちょっと大人びた男の子。
学校にいるときは「ここは自分の居場所ではない」ような気がしてならないが、普段は真面目に通っている。

しかし、雨の日の午前中だけ 通学途中の公園で靴のことを考えながら静かに過ごしていた。

ある日 いつものように雨がふり、いつもの場所へ行くと 一人の女性が座っていた。

朝からビールを飲みながら、チョコを食べている。見た目は普通のOLのよう。

いつものようにベンチに座り、ノートに靴のデザインをし始めるものの、どこかであったような気がする女性に、つい「どこかでお会いしましたか?」と尋ねるタカオ。

 

女性は 「いえ」とだけ答えると、タカオの制服をみて あっ!とちいさく声を上げ、

「もしかしたらあっているかもしれないわね。」と言う。

そして意味深な言葉を残して その場を立ち去る。

 

「なるみかの すこしとよみて さしくもり あめをふらんか きみをとどめん」

 

女性が言い残した短歌聴いて「なんだろう?」といぶかしがるタカオだった。

 

季節は6月。梅雨にはいり、雨が降り続く。

そのたびに タカオは公園へ行き、そしてそこにはいつも あの女性がいた。

二人は徐々にその距離を近づけ、言葉を交わし、会うことを楽しみにしていく。

「将来靴を作りたい」想いを初めて他人にうちあけた タカオはいつしか女性に淡い恋心をいだいていた。

 

季節がかわり、夏になると、雨が降る日が一気に減り、タカオは公園へ行くことがなくなっていた。

一方女性はあいかわらず 公園にいる。自分で作ったお弁当を食べながら タカオのことを考えていた。

 

彼女は 心に闇を抱え、ビールとチョコレートしか味がわからなくなっていた。仕事にも行けず、自分はどうなるんだろう と不安になっていた彼女の前に現れたタカオ。

タカオと出会い、話をすることで、心が落ち着いていくようになっていっていた。
タカオの作ったお弁当だけは なぜか味がする。
そうして すこしずつ すこしずつ 彼女も変わろうとしていた。

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夏休みも明け、9月になり 学校へと行ったタカオの前に、あの女性がいた。

職員室から出てきた彼女は同級生たちから「雪野ちゃん!」と慕われていた 古文の教師だった。

彼女が自分の学校の教師だったことをしり 愕然とするタカオ。

そして、彼女がどうしてあの公園にいたのか そのわけを知る。

雪野が担当していた3年のクラスで、ある女子生徒の彼氏が雪野を好きになったことで、3年生の女子生徒が執拗な嫌がらせを雪野に浴びせ、あることないことを言いふらし、とうとう学校へ来られなくなるようにしたこと。

そのことを知った1年生の子たちが他の教師に散々訴え、雪野のことを心配していたこと。

警察に届けてもおかしくないような状況だったが、他の教師たちは大事にしたくないがために、穏便に済ませていたこと。

そして、雪野が あの公園で一人苦しみに耐えていたことを知ったタカオは 雪野を追いつめた女子生徒に会いに行き、思わず平手打ちをし、3年生と取っ組み合いのけんかをしてしまう。

 

学校をやめることになった雪野は、あの公園に一人たたずんでいた。

そこへ タカオがやってくる。

「なるみかの すこしとよみて ふらずとも われはとまらん いもしとどめば」

と、前に雪野が言った短歌の返歌を伝えるタカオ。

雪野は「正解! 短歌を言えば私が古文の先生だときづくかもしれない と思ったんだけど、君は1人別の世界を見ていたんだね」 と言った。

 

ちなみに 短歌の意味は

最初の歌が 「雷がなって雲がでて雨がふったら 貴方をここにとどめられるのに」 

返歌が   「雷がならず雨がふらずとも 貴方がひきとめるなら わたしはここにいます」

という意味でした。

 

すると 突然 雷が鳴り響き、大粒の雨が降ってきます。

思わず雨宿りする二人。一向に雨は止まず、ますますひどくなる。

結局 雪野の部屋にいって、着替えて タカオがつくったオムライスを食べる2人。

ずっと一人だった二人が ようやくほっとできる相手と一緒にすごしている。

「今が一番しあわせかも」と思う二人。

と思わず タカオが 「雪野さんのことが好きだ」と告白するも、雪野は「先生でしょ?私実家の四国に帰るの。そう決めたの」と言い放つ。

タカオはいたたまれなくなって、雪野の家をでていく。

ほんとうは タカオのことがいとおしくてたまらない雪野。

耐え切れなくなって タカオを追いかけると、階段でタカオはうなだれていた。

雪野をみて、思わず 「そうやって ずっと自分のことを黙って生きていくんだ!!!」と本音を言わない雪野に対して思いをぶつけるタカオ。雪野はタカオを抱きしめ、やっと自分の本当の気持ちを泣きながら伝えるのでした。

 

雪野とタカオはそれっきり合わずに、雪野は実家の四国へ帰り、教師をつづけていた。

タカオは相変わらず 学校とバイトと靴をつくり続けていた。 いつか雪野に会いに行く日を夢見て。

 

感想

いやぁ、ほんとに 最後 タカオと雪野が本音でぶつかるシーンは 胸がギュって苦しくなっちゃいましたよ。

表題 言の葉の庭 の「言の葉」ってこういう意味だったんだ!と納得いく感じ。

短歌をもってくることで、すべてがつながって行く伏線になってたんですねぇ。

すばらしい!

主題歌の RAIN (湊基弘)もすごく世界観にあっててとっても良かったです。

実はこれ、大江千里の歌なんですよね。
私、中学生のとき、大江千里大好きでアルバムとか集めてたんです♡

こうして また世に出てくるのが何よりもうれしかった。

歌の世界がすごくきれいで、すっと情景が目に浮かぶような感じなんですよ。

あ~、また聞き直そうかな~♪

 

言の葉の庭は小説も出てるので、じっくり楽しみたい方にはおすすめですよ♪

 

 

 

他の新海誠さんの作品を見たらまた感想でも書いてみようと思います♪

秋の夜長にはぴったりな映画でした☆

 

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